陰キャ上等

言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISON

元気とは

こんにちは。深夜3時です。

 

突然ですが私は所謂メンヘラの部類に当たると思っています。頻繁に夜中に病んだり、失恋だったり喧嘩だったりですぐにメンタルがブレイクして家で一人で泣いたりします。

そして何故か周りにもメンタルが脆い人が多く集まってきますね。類コール友。メンヘラはメンヘラ同士で傷を慰め合うのがこの世の常なのでしょうか。悲しい。

 

本題なのです。なんで人って夜中に病むんでしょうね。私はゴリゴリゴリラの文系なので、ホルモンバランスとかそういう生理的な問題に関しては疎く理論的な話はできませんしわかりません。なので右脳を使ってエモとノリで考えようと思います。

 

まず夜は暗いです。でも家の中にいれば電気があるわけで多分明るさはそんなに関係ないのだと思います。それにコンビニエンスストアという人類の英知があるので、今は真夜中でも街に明かりがあります。「街のホッとステーション」とはよく言ったものです。まあ近所にローソンないんですけど。なのでそういった環境的なものは関係ないのかなと思います。

 

じゃあ夜に病む原因は何かと言えば、やっぱり孤独なんじゃないかなと思います。心にダメージを与えるのは、「自分が1人でいる」という単なる事実はもちろんのこと、人間が1人でいるとしてしまう余計な考え事もあると思います。人間は考える葦なので。我々は賢いので。

夜はみんな寝ていて、誰が夜更かししているかなんて分からないです。今は便利な時代なのでいつでも誰とでも話せますが、それは相手が起きていてかつ自分の話に付き合ってくれる場合のみです。インスタのストーリーに「起きてる人〜」って上げても既読が付くだけで反応は何もないなんてザラです。つらい。

結局人間は社会的動物なので、誰かとコミュニケーションを取っていないと生きていけないのです。怪我をしたとき危険な状態だと分かるために怪我をした部分に痛みを感じるように、孤独な時は脳が「これは危険だから」と心に痛みを感じさせるようにできてるのかなあと思うわけです。そして孤独が続き心に痛みが走り続けると、心がそのうち死んでしまいます。孤独死とは心の死に体が追いつく現象だと思ってます。孤独死はしたくない。

 

怪我は手当てをすれば治ります。じゃあ心の痛みは何をしたら治るのでしょうね。ひとえに「元気を出す」と言ったって「元気とは何か」が分かってないと出しようがないですもの。

 

ここで、ONE PIECEのルフィについて語ろうと思います。あのイケイケ押せ押せノリのいいやつ全員友達、元気の権化みたいなキャラですら、作中何回も泣いたり病んだりしています。代表的なシーンはエースを失った後でしょうか。あのシーンは何度見ても胸が痛くなります。普段のテンションが50くらいの人が0に落ちたらその差は50ですが、普段が2000の人が0に落ちたらその差は2000なわけで。その回復にも2000の元気が必要になってくる。そらいくら歯が抜けたり毒を食らったりしたって無事なくらい頑強なルフィでも、メンタルブレイクには弱いんでしょう。ペローナが天敵すぎる。

じゃあルフィはどうやってその鬱期を乗り越えて回復したかと言えば、ジンベエの説得があったわけですね。

「無いものは無い!!!確認せい!!お前にまだ残っているものは何じゃ!!!」

作中指折りの名台詞。ルフィはこの台詞でまだ自分には仲間がいる、仲間がいるから希望があると、強くなる決心をして行くわけですね。

 

この残っているものをちゃんと見つめるっていうのが病まないための、或いは病みから抜け出すための大事なことなんだと思います。残っているものがあるならば、それらを全て使って生きることは絶対にできるはずです。極論ですが、友達がいなくても、家族がいなくても、手足がなくなっても生きている限り命は絶対にあります。じゃあ最後はその命を使って人の輪を広げれば良いのです。ちゃんと働けば見てくれる人は見てくれます。仕事を辞めたって死にはしません。手足を失ってもスポーツで世界一になっている人だっています。まあ極論なんですけど。

 

自分に何があるのか見つめるのは大事です。頼れるものは頼りましょう。縋れるものは縋りましょう。醜く地を這いずり雨に打たれて泥を舐め満身創痍になろうとも、生き抜いたものが勝者なのです。

このブログは誰に見られるでもなく書いていますが、もしネットの底からこれを拾い上げた人がいたなら、私があなたの頼れる蜘蛛の糸となりましょう。はいあなたの「まだあるもの」一つ増えた、ラッキーですね。

これぐらいの楽観精神で生きていけたらなと思います。私は幸いにも五体満足で友達も家族もいます。だから病んだとしても治るのも早いです。

これ2000字ですって。原稿用紙5枚とか読書感想文並じゃん。

 

結局元気とは何かの結論が出ていませんでしたね。私は元気とは心の余裕だと思います。病むとか虚無とかは、心をそれが支配している状態なのです。つまり心に余りスペースがなく、虚無がそこにあるのです。ドーナツの穴みたいに。そうした虚無が減って(?)、心の容量が増えると元気が出るのだと思います。というか元気は出すものではなく顔を見せるものだと捉えてます。心のスペースを確保して生きていけたら元気に生きられるのではないでしょうか。

 

どうやったら心のスペースが確保されるのかは、とりあえずドーナツは美味しいので確保してくれるんじゃないでしょうか。ドーナツの穴は味方です。気が滅入ってきたらミスドいきましょう。それかコンビニエンスストア

ではまた。